高血圧の主な合併症は、高血圧性心肥大、うっ血性心不全、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・狭心症、眼底網膜病変、高血圧性腎障害など。高血圧によって動脈に負担がかかり、これらの合併症を起こす危険性がある。

生活習慣病のひとつ高血圧と頻尿の関係

高血圧とは、文字通り血圧が常に高い状態のことを指します。生活習慣病のひとつに該当し、心疾患や脳血管疾患、動脈硬化、また同じく生活習慣病のひとつである糖尿病などの発症リスクを高める要因ともされています。血圧は測定する場所や時間帯などによって、その数値が大きく変化することも決して珍しくありません。そのため日頃から自分がリラックスできる場所で、決まった時間に血圧を測定して、その数値を把握しておくことが重要です。そしてこの高血圧ですが、実は頻尿とも深い関わりがあります。高血圧になると、尿を排出する役割を担っている腎臓の機能が低下します。そうすると、生産される尿の量が一回あたり排出される尿の量よりも少なくなってしまい、体は『排尿が薄い。排尿が少ない』と認識してしまいます。けれど腎機能が低下しているため、尿の生産量を増やすことはできません。その代わりに、少ない量の尿を何度も作るようになるため、高血圧になると頻尿が出てくるとされています。また既に高血圧にかかっている、そしてそれを改善するための薬を服用していると言う場合、その薬の副作用で頻尿が出てくる場合もあります。これはその薬には、弱ってしまった腎機能を助けるための利尿作用が含まれているためです。こうしたことを解決するためには、生活習慣の中でできるだけ夜間、特に就寝前の水分摂取は控える、また体を温める効果が期待できる食事を意識する、そして薬に関してはかかりつけ医に相談してみることなどが有効です。そして更に、先述した通り、高血圧は糖尿病の罹患リスクを高める要因です。そして糖尿病の初期症状には、頻尿が該当します。ですからもしかしたら、糖尿病が発症している可能性も否定はできません。改善を試みても一向にトイレに行く回数が減らない場合は、早めに医療機関を受診することをおすすめします。